No.11 水銀ターゲットPIE試験片切出し装置の開発

案件概要

【用途、仕様緒元、特徴など】

1.試験装置の背景
物質・生命科学実験施設(MLF)に設置されている水銀ターゲットは定期的に交換を行い、機器を健全に維持します。その為には安全且つ合理的な機器の寿命を評価する必要があります。その為、照射後試験(PIE:Post Irradiation on Examination)を行った実機から試験片を取り出す装置開発の依頼を受けました。
本装置はその試験片切り出し装置です。

2.装置開発上の主要な指針

  • 試験片切り出し刃具の開発・・・・・・・・センタードリルを使用しない刃具の開発
  • 試験片の格納容器・・・・・・・・・・・・試験片の移動時に線量の軽減
  • バッテリー駆動により遠隔操作切り出し・・可動時間及び性能の検討
  • 設計開発時点での3DCADによる模擬モデルの実証
装置の概要

  • 切り出し装置の固定方法は、水銀ターゲット交換台車を使用して設置出来る設計
  • 設計開発時点での3DCADによる模擬モデルの実証

【写真、図表など】

開発した装置外観

適用場所、部位

物質・生命科学実験施設(MLF)
ホットセル内 水銀ターゲット

受注年度、台数

2011年  試作機
2012年  試作機改造
2013年  実用機 (水銀ターゲット用PIE切断装置)・・・・・本開発装置です。
2014年  実用機2号機 (陽子ビーム窓用PIE切断装置)

担当企業から

装置の開発では特に下記の点に配慮しました。

  1. センタードリルを使用しない刃具の開発
    センタードリル付きの刃具で試験片を切り出すと最も重要な部分がなくなってしまう為、刃具の開発を実施しました。
  2. 切り出し条件の設定
    模擬体で刃具の回転速度、送り速度等、シュミレーション画像による事前の検討
  3. 遠隔操作作業の実証
    セル内で使用する事から、遠隔操作作業が可能なように、3DCADにて確認作業の検討を実施しました。

電源仕様:バッテリー電源で三相200Vの装置を駆動
主軸:1.6Kw DCブラシレス
送り:2.7Kw ACサーボ制御盤と装置とを無線LANで双方向通信可能としました。

連絡先

【住所】

〒319-1112 茨城県那珂郡東海村村松405  TEL:029-282-3535  FAX:029-282-0705

【担当者】

営業課 澤幡 優

【メール】

sawahata●kantogiken.com(●を@に変更して使用ください)

【URL】

http://www.kantogiken.com/

最近のお知らせ

  1. 2022.6.10

    QSTによる量子線利活用 よろず相談会 開催案内

    「QSTによる量子線利活用 よろず相談会」を令和4年7月8日(金)13:30~16:30に国立研究開...
  2. 2022.6.8

    協議会ニュースNo.69を発行しました(総会の報告とQSTよろず相談会のご案内)

    協議会ニュースNo.69を発行しました。
  3. 2022.3.26

    ニュース・アーカイブNo.67、No.68を発行いたしました

    ご覧ください。

アンケート

リニューアルしたサイトはいかがでしょうか?

結果を見る

読み込み中 ... 読み込み中 ...